『終活』という言葉は、最近よく耳にするけれど実際には、「どのような事をするのか..」「何から始めればいいのか..」。
リタイア後に取りかかるイメージを持つ方も多いでしょう。
終活を始めるタイミングは、人それぞれですが、最近では30代~40代 の方も終活に取りかかっています。
きっかけがなくまだ実行できていないという方や、なかなか終活に踏み出せないといった方も多いでしょう。
こちらの記事では、『終活のためのやること』についてお話させていただきたいと思います✨

終活とは?


終活とは、『人生の終わりについて考える活動』のことで、具体的な活動の内容は人によって異なります。
より良い最期を迎えるために"老後の不安を解消していきいきと暮らす""遺された家族の負担を減らす"など…。
医療や葬儀に関する希望などもノートなどにまとめておくと良いでしょう🍀

早くから終活を行なうことで、自分の状況を把握できたり、今後どのように生きていきたいかなど..
生き方についての考えや方向性など、ゆっくり考える時間ができるのも終活のメリットです✨

終活のためのやることリスト9選

老後にやりたいことを考える

資産の確認、整理する

持ち物を整理する

デジタルデータを整理する

医療や介護について考える

遺言書を作成する

葬儀の準備をする

お墓の準備をする

家族と情報を共有する

①老後にやりたいことを考える
この先の人生をどのように過ごしたいか、やりたいことは何かについて考えてみてください。
老後の生活を楽しめない理由の一つに、漠然とした不安や恐怖があげられます。
しかし、なんとなく感じていた不安や問題が明確になると、対策が立てられます。
もやもやしていた気持ちが晴れやかになると、趣味を楽しむ余裕が生まれたり、新しいことに挑戦する活力 が湧いたりするでしょう✨

②資産の確認、整理する
お金の面では、まずは全資産を洗い出してリストアップ しなければなりません。
「自分の貯金くらいはしっかり把握している」と思う方もいると思いますが、現金だけが資産ではありません。
株券や債券などの有価証券、不動産、貴金属、マイルやポイントなども立派な資産です。
本人が亡くなってから家族が預貯金の引き出しや口座の解約をしようとすると、時間や手間がかかってしまうため、生前整理をしておくことが重要です。
財産を洗い出すと、今後の人生に必要なものとそうでないものが見えてきます。
トラブルを避けるためにも、お金の管理には細心の注意を払う必要があります。

③身の回りを整理する
近年、親の片づけが子供の負担になっています。
もしものことがあった時、子供に負担をかけないよう身の回りの物を整理しておくと良いでしょう。
また、片付けることによって物の把握ができたり、無駄な物のない清潔なお部屋で快適な生活が送れるといったメリットもあります🏠✨

④デジタルデータを整理する
自分の死後に遺族の知らないデジタル遺品が出てきた時に、そのパスワードやIDがわからずトラブルになることもあります。
そのような事態を避けるためにも、金銭に関わるデータやアカウントから優先して洗い出し、パスワードは、アカウントの情報とは別の紙に書いて別の場所に保管するなど、漏れのないようにデジタル遺品を整理しておきましょう。

⑤医療や介護について考える
医療・介護の方針決めは終活における重要な項目です。
まずは、将来の医療や介護に関する希望や考えを明確にしておくと良いでしょう。
病気や怪我になった場合の治療方針や入院・在宅療養の希望、介護が必要になった際の施設入所の意向などを考えます。
また、家族や信頼できる人と話し合い、自分の考えを共有しておくことも大切です🍀✨

⑥遺言書を作成する
遺言は、故人様の意思を死後も残すために必要になるもので、終活の中でも非常に重要なものとなります📝
特に相続に関しては、故人様の遺言が大きな効力を持ちますので、相続対象になる不動産や資産を持っている方は、元気なうちにしっかりとした遺言書の作成を検討しておくことも大切です✨
確実に自身の考えを実行したいのであれば、専門家に相談するのがおすすめです。

⑦葬儀の準備をする
葬儀の希望を家族に伝えておきましょう。
最近では、小規模で葬儀を行う方も増えてきています。
葬儀をどのような形で行うのか、それとも葬儀自体をしないのか..宗派などもどうするのか。
ご自身の意思だけではなく、ご家族と相談して大まかな予算も含め、相談して決めておくと良いでしょう✨
また、参列者名簿は、突然倒れたなど急な出来事のときにも連絡先名簿として役立ちますので、作成しておくことをおすすめします。
遺影選びのポイントは、とっておきの一枚を指定しておくのではなく、お気に入りの写真を何枚か選び出しておくことです。
本人が「いい」と思う写真と、家族が「いい」と思う写真は違う場合があるため、何枚かあると残された人が一番「あなたらしい」と感じれて、ずっとお家に飾っておきたいと思える写真を遺影にすることができるでしょう🍀✨

⑧お墓の準備をする
終活でお墓の準備を済ませることで、残された家族は負担のない納骨ができます。
納骨するお墓がない場合、一般的に残された家族は一周忌を目安にお墓を準備し、納骨式を行なうことになるでしょう。
しかし、お墓は平均的に150万円以上で、お墓の準備は経済的にも労力的にも負担が大きいものです。
「お墓はいらない」という人もいますが、遺骨は必ず残るので自然葬や永代供養墓など、遺骨をどうするのかを決めておきましょう。

⑨家族と情報を共有する
最も重要なのは、これまでリストアップしてきた情報や計画・意思を家族と共有することです✨
ノートなど情報をまとめたものがあれば、気づいたときに足してもらう事をおすすめします📝
保管場所などを家族に伝え、定期的に確認しておけば、家族・兄弟が気持ちをいつでも共有することができます。

まとめ


こちらの記事では、終活でやることリスト9選をご紹介させていただきました。
終活ですることは沢山ありますが、記事を参考にご自身に合った"終活のやることリスト"を作成して、残りの人生を自分らしく・前向きに過ごすために役立てていただけたら幸いです🍀✨

50代からの終活をスムーズに行いたい方、健康なうちに終活を始めたい方、
ぜひ、岐阜県瑞穂市の「終活の美和」までお気軽にご相談ください😊

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